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2005年2月 1日 (火)

冬のスマタⅡ

トロッコ列車は、ガタゴトとのんびり進む。
駅がある。
家も道路らしきも何も無い所に駅がある。誰が乗り降りするのであろうか。
家が4軒だけの集落にも駅がある。
この集落は4軒のうち3軒が駅名と同じ姓であると、車内放送で流される。
車内は昔のまま喫煙可能である。
ぼんやり景色を眺めながら、やがて奥泉の駅に到着する。
この先から、日本では珍しいアプトシキ機関車になるとのこと。
いつかまた乗ってみたいものである。
ここの駅で寸又峡温泉行きのバスに乗り換えるのである。
その待ち時間は50分程度である。わずか50分である。
都会で50分も待ち時間があったら、一騒動起きるはずだ。
新聞、ラジオ、テレビすべてのメディアが報道することになる。
ここでは、50分はおろか、1時間でも日常的なのである。
IMG_2177

小雨が降っている。
駅周辺には家があるが、観光地とは様子が異なる普通の町並みである。
昼食の時間はとっくに過ぎている。食堂を探すが、望むべきもない。
食料品店らしき店があるが、どうやら人が居ない様子である。
大声で呼べば店員さんが現れるかもしれないが、静寂の時を乱すことは罪悪である。
空腹は我慢すればよいことである。諦めて自販機で缶コーヒーを買う。
雨の中でバスを待っていると、駅員さんがわざわざ来てくれて「寒いからストーブをつけました。
よろしかったらどうぞ」と声をかけてくれた。
女性の駅員さんである。ストーブのある待合所に行く。
人情とストーブで十分暖かい。ありがたいことである。
IMG_2176

のんびりとお茶畑、駅の周りの観察をする。
都会の忙しい乗換えが思い浮かぶ。なんとのどかなことか。
駅前はそのまんまお茶畑である。

IMG_2173

駅前のロータリーには、モニュメントがある。
古代人の生活の様子のようである。なるほど・・・・
IMG_2172

やがてバスが到着した。
ここで乗り込むのはたった4人である。
バスは概ね満員であった。乗客ははすべて寸又峡温泉に行く観光客である。
くねくねと細い道をバスは行く。
道は崖っぷちである。
運転手さんの繊細な操縦に命を預けることになる。
30分ほど、くねくねと登るとやがて秘境の温泉に到着する。
小雨は降り続いている。
               
                     続く  (かもしれない)

 

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コメント

今夜は続編がありました。
よかった。よかった。
楽しくて、穏やかで、のんびりしていて。
寸又温泉って、そういう旅の果てにたどり着く秘境の地にあるのですね。
遠さんのお人柄が、文にも写真にも、ふつふつとして現れてきますね。
50分の待ち時間の使い方も、缶コーヒーでガマンしたことも。女の駅員さんのストーブのお誘いも、皆皆、癒し系。だから、これ読みながら、見ながら、こちらも癒されています。

toshiさん さっそく読んでいただいてありがとうございます♪
今回の旅は「のんびり」と「人情」が印象的でした。多分続編も、のんびりが続くと思われます。
このブログも、のんびりですね キャハキャハ!!(^Q^)/゙

「かも知れないに、期待していますね」
のんびり待っていますから・・・

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